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法務翻訳発注者に向けた導入に関するベスト プラクティス

理想的なパートナーシップに効率的な導入プロセスが不可欠である理由

お客様が翻訳サービス プロバイダーを評価する際は、複数の基準を使って評価することがほとんどでしょう。すぐに思いつくのが専門知識、納期、カスタマー ケアといった項目ですが、新しいお客様がツールやサービスに慣れるためのプロセス、つまり「オンボーディング」もしくは「導入プロセス」も、理想的なパートナーシップを築く上で同じくらい重要です。導入プロセスをしっかりと行うことで、法律文書の翻訳を迅速に進め、必要なサポートもスムーズに受けることができます。導入プロセスが不十分であると余計な課題が生じ、最終的にお客様は他の言語サービス プロバイダー (LSP) に乗り換えてしまう可能性さえあります。

では、LSP の導入プロセスをどのように評価すればいいでしょうか。事前に、LSP に次のような質問をしてみましょう。

  • あらかじめ計画された導入プロセスは用意されているか。
  • 導入プロセスの所要時間は通常どれくらいか。
  • どのようなテクノロジー プラットフォームを使用しているか。お客様側のシステムと接続できるか。
  • 専任の導入チームは存在するか。もしくは必要に応じて用意できるか。

優れた LSP であれば基本的な導入計画をすでに持っており、お客様のニーズに合わせてカスタマイズすることが可能です。さらに、導入プロセスの一環として、お客様を担当するアカウント マネージャー、プロジェクト マネージャー、カスタマー サクセス チームが割り当てられ、協力してスムーズな移行にあたります。

法務翻訳における導入プロセスの 3 つの要素

導入プロセスにおけるお客様側の負担はできる限り軽減する必要があります。サービスまたはプラットフォームの仕組みについてのガイダンスは、導入プロセスのほんの一部に過ぎません。法務翻訳向けの導入プロセスには、次のような技術的要素と運用に関する要素の両方が含まれます。

  • 技術面: LSP は、翻訳テクノロジーを Relativity などの eディスカバリ プラットフォームに接続します。これにより、お客様は eディスカバリ プラットフォーム内から多言語の法務文書翻訳を依頼できるようになり、精度の向上と納期の短縮を見込めます。
  • 言語テクノロジー面: LSP は、法務機械翻訳テクノロジーとの接続、そして用語集と翻訳メモリの作成を事前に行うことで翻訳の依頼に備えます。こうすることで、効率向上と迅速な納品につながります。
  • 運用面: LSP は、お客様に財務管理、分析レポート、カスタマー サポートへのアクセスなどについて説明します。こうすることで提携の内容を明確にし、管理プロセスを合理化できます。

これら 3 つの要素すべてにより、翻訳の依頼とプロジェクトの遂行がスムーズになります。

法務翻訳の導入に関するオンライン ミーティング

適切な導入プロセスが重要である理由

確立した導入プロセスがないと、連絡が取りにくくなるなどの状況に陥ったり、翻訳の納品が長引いたり遅延したりするなどの厄介な問題が生じます。

一方で、導入プロセスに時間をかけすぎると、お客様と LSP は緊急を要する重要な案件について、一時的に代替の連絡方法に頼らざるを得なくなる可能性があります。これは、法務チームにとってセキュリティ上のリスクにもなり得ます。機密文書を送信する前に、LSP により、プラットフォームにプライバシーおよびセキュリティに関するソリューションが実装されていることを確認しましょう。特にメールについては重要です。

適切な導入プロセスを経ていれば、迅速かつスムーズな法務翻訳を安全に実施することができます。

多言語の法務翻訳にライオンブリッジを選ぶべき理由

当社には導入プロセスについて長年培ってきた実績と知識があるため、お客様は翻訳プロジェクト自体に集中できます。以下は、適切な導入を行い、迅速な翻訳サービスを提供するためのプロセスの概要です。

高度なテクノロジー

国際訴訟案件では数万件もの文書が関わることがあります。翻訳のためにこれらの文書にアクセスしてレビューを行い、準備を整えるには、問題が発生しやすいだけでなく、非常に時間がかかります。当社がテクノロジーを駆使してプロセスの効率化を図っているのはこのためです。

1 つ目は Lionbridge Translator for Relativity® です。この当社独自のプラットフォームをご利用いただくことで、法律事務所や企業法務部門のお客様は、Relativity プラットフォーム内で、eディスカバリや他の多言語資産を効果的かつ効率的に処理できるようになります。

2 つ目は当社の機械翻訳 (MT) テクノロジーです。数千件もの文書を数分で翻訳できるため、お客様は時間を大幅に節約でき、間接費も削減できます。従来はバイリンガルの契約弁護士からなる大規模なチームで行っていた第一段階のレビューも、機械翻訳に任せることができます。

3 つ目は用語集と翻訳メモリです。これらの言語資産をお持ちであればそれを利用することもできますし、当社で新たに作成することも可能です。これらは当社の翻訳テクノロジーを補完するもので、成果物の品質向上と納期短縮に役立ちます。これらは反復作業の軽減にも有効で、法務翻訳者とプロジェクト マネージャーの双方に大きなメリットをもたらします。

卓越したカスタマー サポート

当社は、優れたテクノロジーだけではなく、それぞれのお客様向けにカスタマイズされたカスタマー サポートを提供しています。 これは、あらゆる法務翻訳プロジェクトを成功に導く上で重要な要素です。専任のアカウント マネージャー、プロジェクト マネージャー、カスタマー サクセス チームが、お客様をプロジェクトの開始から納品に至るまでの全段階でご支援いたします。

シンプルな移行

すでに別の翻訳サービス プロバイダーと提携している場合などは、新たなプロバイダーへの移行にためらいが生じるかもしれません。翻訳により多くの時間がかかるのではないか、すべてのファイルを移行するのはかなり大変なのではないか、といった懸念もあるでしょう。しかし、当社に移行していただく場合、そのような心配はご無用です。

当社の導入プロセス チームが、移行ステップの各段階でお客様をサポートいたします。これには、次のようなガイダンスが含まれます。

  • 以前のプロバイダーから言語資産を引き取る方法。
  • 既存の言語資産を上手に活用する方法。

当社は、これまで AM Law 100 (米国の法律事務所 100 社) のうちの 94% と取引実績を築いてまいりました。このため、当社サービスの導入おいては十分な実績と豊富な知識を備えており、お客様の負担軽減を重視したスムーズな移行を行うことができます。

法務の導入ミーティングで翻訳プロジェクトについて話している様子

最後に

初めて法務翻訳を発注する場合も、すでに発注経験がある方で LSP の乗り換えを検討されている場合でも、導入プロセスについては必ず質問するようにしてください。計画策定に時間をかけている翻訳パートナーであれば、あらゆる翻訳プロジェクトで成功を収めるために必要な専門知識と人材を備えているはずです。効率的な導入プロセスはささいなことに思えるかもしれませんが、予想以上の大きな効果をもたらします。

当社の法務翻訳サービスについて詳しくお知りになりたい方は、当社の営業担当者までお問い合わせください。

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