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アリー フリッツ  ライオンブリッジの通訳部門ディレクター

当社の「ライオン」たち: アリー フリッツ

ライオンブリッジの通訳部門ディレクター

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灰色の背景とライオンの群れ

コミュニティ メンバーの紹介: ニコラス

20 年以上の経験を持つライオンブリッジ翻訳者

連載ブログ シリーズ「当社の『ライオン』たち」の今回の記事では、2000 年からライオンブリッジの翻訳者として活躍しているニコラスをご紹介します。ニコラスが自身の仕事内容や、フリーランスで働くことの魅力、この分野に進んだ経緯などを語り、さらに住み慣れたフランスのボルドー地方のすばらしさも紹介します。詳細については本記事全文をご覧ください。

ライオンブリッジでの仕事の内容を簡単に教えてください。

ライオンブリッジでの仕事は 2000 年代の初め頃に始めました。それ以前はダブリンに拠点を置く翻訳会社で数年間働き、フランス語翻訳部門のリーダーや品質管理マネージャーを務めた後、フランスに戻ってきたのですが、その時に大学時代の友人がライオンブリッジで働いていて、フランス語の翻訳者兼エディターとして採用されたんです (その後、リード リンギストになりました)。そして 15 年ほど、Translation Unit 部門リードとしてさまざまなお客様や言語の案件を担当し、プロジェクト管理について学びつつ、新しいスキルを身に付けるすばらしい機会を得ることができました。また主に QA 業務に重点を置く翻訳者という、リンギストとしての業務も常に並行して行ってきました。そして、ライオンブリッジのある主要なお客様を担当するフランス語のリード リンギストとなり、お客様およびそのレビュー担当者とコミュニケーションを取って連携の向上を図りつつ、必要な改善策を実施することで、フランス語のプロジェクト全体の品質向上をサポートしました。2023 年にはプロジェクト管理から離れ、以前 Translation Unit で一緒に働いていた同僚やその他のチームからの依頼による、翻訳や校正などの、より言語に特化した業務に再び専念するようになりました。今は主にエディターや QA スペシャリストとしてのタスクを担当しています (時々翻訳もやります)。

この業界に携わることになった経緯を教えてください。

私は母がベルギー人、父がイタリア人で、家族がもともと「多国籍」なんです。そのため高校に入った頃には、翻訳か通訳の仕事に就こうと決めていました。

何か国語を話しますか。新たに習得したい言語はありますか。

母国語であるフランス語のほかに、英語、ドイツ語、イタリア語を話します。数年前、スウェーデン語の授業もいくつか受けましたが、続ける時間がありませんでした。

現在の仕事で最もやりがいを感じていることを教えてください。

一番面白いと思うのは、取り組んでいるプロジェクトの多様性です。たとえば午前中はファッションのプロジェクトに携わり、午後は高度なエンジニアリング文書に取り組んで、終業前には IT 関連の仕事を片付けたりすることもあります。また、自由さも私のフリーランス生活の重要なポイントです。好きなテーマや作業内容を自分で選択できるところが気に入っています (もちろん収入目標を達成するために、スケジュールを埋める必要はありますが)。

風車のある草原に立つニコラス

普段の仕事の様子を教えてください。

通常は午前 9 時頃に始業し、まず夜中に届いたメールや仕事の通知を確認します。連絡の多くはさまざまなタイムゾーンから来ていて、24 時間稼働している自動ツールを介して届くものもあります。そして残りの時間はプロジェクトの翻訳や編集を行い、午後 7 時頃に終業します。日中には通常、急ぎのリクエストに対応できるよう 1~2 時間の枠を確保しています。元プロジェクト マネージャーとして、急ぎの課題に対処できるリソースの重要性はよく知っているので、そのような事態に備えてスケジュールを管理するように努めています。夜には編集や QA 分析の作業を完了し、請求書の発行や管理業務を片付けます。そして最後に届いたリクエストに基づいて、仕事のスケジュールを確認、調整して一日の業務を終えます。

ライオンブリッジでの業務を始めたのはいつですか。その間、会社はどのように発展してきたと思いますか。

ライオンブリッジでの仕事を始めてからもう 20 年以上になりますが、この間ツールやプロセスの面で、会社が目覚ましい成長を遂げるのを目にしてきました。私が翻訳を始めた頃は、まだ Word でプラグインを使って翻訳を行っており、プロジェクトは電子メールと FTP を介して、担当者の「手作業」で翻訳者に割り当てられていました。現在のような、仕事の割り当て、翻訳、品質保証のための自動ツールは存在しませんでした。Translation Workspace や Geoworkz の登場も記憶に残っています。実際、フランス語版 Geoworkz のインターフェイスのテストにも携わったことがあります。

この業界で最も刺激的なのはどのようなことですか。

この業界ならではの柔軟性と適応力の高さがとても気に入っています。新しいテクノロジーに合わせて進化していく能力はすばらしいと思います。時には変化の激しさに圧倒されることもありますが、AI によってさらなる発展が続いていくことはとても楽しみです。

現在はどちらにお住まいですか。そこでのお気に入りは何ですか。

フランス南西部のボルドーに住んでいます。この場所で一番気に入っているのは、海や山が近いことです。海に行くには車で 1 時間、ピレネー山脈までも 2 時間しかかかりません。またここは、世界で最も有名なワイン産地でもあります。

パリのさまざまなカフェにいるニコラス

仕事以外の楽しみは何ですか。

仕事以外の自由時間はあまりありませんが、娘たちを車でスポーツ イベントに送っていくのが楽しいです。長女はフェンシングの大会に参加するために、フランス国内やヨーロッパ中を回ってきました。末っ子はバレーボールに熱心に取り組んでいます。それ以外では、美味しいベルギーのビールやボルドー ワインを飲みながら本を読むのが好きです。

旅行で訪れるとしたらどの国へ行きたいですか。その理由も教えてください。

自分でも意外なのですが、まだ一度もアメリカに行ったことがないんです。理想の休暇は、ジャック・ケルアックの足跡をたどりながらアメリカ中を車で旅することです。

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執筆者
ライオンブリッジ

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