厳しい提出期限にうまく対処するには、迅速かつ精度の高い法務向け言語サービスを提供するパートナーが必要です。大規模な海外腐敗行為防止法 (FCPA) 関連の翻訳から、証人の事情聴取における法務通訳まで、ライオンブリッジはあらゆる場面で信頼のサービスを提供いたします。
本案件のお客様は米国を拠点とする多国籍の製薬会社で、それぞれ年間収益が 10 億米ドルを超えるような超大型の新薬など、革新的な医薬品やワクチンの開発で世界的に知られている企業です。
この企業とその外部弁護士チームは、同時進行で行われている複数の FCPA 調査のための文書を翻訳する必要に迫られていました。提携していた言語サービス プロバイダーが複雑な文書管理に悪戦苦闘していたため、本案件については当社ライオンブリッジにご依頼いただきました。
当社はお客様側の弁護士と緊密に連携を取って懸念事項に対処し、お客様の翻訳に関する調達目標に合わせたワークフロー プロトコルを構築しました。また、当社は、米国ボストンと中国の北京に駐在するお客様側の弁護士とそのスタッフも支援し、提出書類の翻訳の準備をお手伝いしました。文書のレビューは主に北京の事務所で行われ、その結果選ばれた文書が翻訳用に当社に渡されました。
当社はお客様の指示やスタイル ガイドを忠実に遵守し、すべての期限内に作業を終えることができました。その結果、すべての翻訳文書が問題なく米国司法省に受理されました。本案件の結果として、製薬会社や医療機器会社も関わる他の FCPA 事案に関して、さらにこのお客様と連携を継続することになりました。
「総じてこの新しいガイダンスは、検察官と企業の弁護人の双方に担当者としての意識を持って、特に有責個人に関して、調査を迅速に進めていただくためのものです。現在、多くの企業や検察官がこの原則に従っていますが、このガイダンスは、一連の調査に関して新たに期待される内容を定め、司法省の優先事項を明確にするものです」
- リサ O. モナコ司法副長官の企業犯罪の取り締まりに関する覚書