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ライオンブリッジ 25 年のイノベーションの歴史を祝して

ライオンブリッジが言語サービス業界の大手プロバイダーとなった成長の歩みと、お客様の海外進出をサポートしてきた実績

この 10 月でライオンブリッジは 25 周年を迎えます。当社では、今後の数か月間で、今後の 25 年間でローカリゼーション業界がどこに向かっていくのかという題材を詳しく検討していく予定です。しかしまずは、この業界について、またその形成にライオンブリッジが果たした役割について振り返りましょう。

当社が設立された 1996 年、従業員たちは米国マサチューセッツ州のコンコードという静かな町の郊外にある、創業者ローリー コーワンの自宅に通って仕事をしていました。到着すると、そのリビングで作業に取り掛かりました。

従業員は 10 名に満たず、当時山のようにあった多くの翻訳会社とさほど変わりのない会社でした。少人数のチームで手作業で仕事を進めていました。多数乱立の業界で、Fax と郵便を駆使して言語サービスを提供していました。生産性を上げるためのツールなどは当然ありませんでした。しかし、当社はその後急速な成長を遂げ、他の翻訳会社を抜き去って数多く存在した LSP (言語サービス プロバイダー) のトップへと上り詰め、業界最大手の経験豊富な信頼される LSP の一社となりました。

10 月 10 日にライオンブリッジの 25 周年を迎えるにあたり、これまでの 25 年の歩みを振り返り、これからの 25 年の見通しについてご紹介していきます。ライオンブリッジはこれまでさまざまな企業の海外進出を支えてきました。今後もより多くのお客様に支援をご提供してまいります。

コーワン家のリビングで仕事をしていた時代を経て、少数精鋭の言語のエキスパートだけだったライオンブリッジの従業員は今や 5,900 名にまで増え、それぞれが 23 か国の 42 の拠点を中心に活躍しています。数多くの LSP が成長に苦しみ、業界を去る会社もあった中で、このように慎ましく見えた当社がどのようにして LSP の大手にまで成長できたのでしょうか。当社の成功は、対応力とサービス拡大力の高さ、そして「秘密兵器」によるところが大きくなっています。この秘密兵器をコーワンは、敬意をこめて「グローバルなはみ出し者」と呼んでいます。

グローバルなコミュニケーションの増加要因

主に 1980 年代中頃から 1990 年代中頃にかけて、技術の進化に政治や経済の動きが重なり、世界中の人々がつながりやすくなる環境が生まれ、言語を超えてコミュニケーションを取る必要性が高まりました。

技術面では、それまで学術利用が主だったインターネットが個人的な用途に使用されるようになり、「Windows」がリリースされて Intel ベースのコンピューターが標準となり、消費者にも手に入りやすい価格帯のコンピューターが生まれました。大きな変化の火種となった経済や政治の出来事と言えば、ソビエト連邦と東側陣営の崩壊、80 年代のインドへのアウトソーシングの高まり、1995 年の世界貿易機関 (WTO) の創設などが挙げられ、グローバル化が進みました。

このような決定的な瞬間がその後数十年のビジネス環境を左右したと言えるでしょう。技術が進歩し、文化的な変革が起きる中で、ライオンブリッジはコミュニケーション ギャップの解消、つまり「コミュニケーションの橋渡し」という役割に取り組んできました。当社は「ローカリゼーション」を通じて、お客様がビジネスを世界に向けて展開するにあたり、さまざまな国や地域、そしてさまざまな言語でのコミュニケーションを支援してきました。

ライオンブリッジの直面した脅威

設立当初は他の多くの LSP と変わらなかったライオンブリッジですが、進化を続けるテクノロジーに注目し、十分に活用することで他社との差別化を図りました。

「サービスを提供する企業の多くが、進化するテクノロジーに後れを取っている状況にあります。多くのサービス企業は特定のテクノロジーを中心に構成されており、固有のテクノロジーで固有のサービスを設定、提供、保守することを目的に最適化されているためです」とコーワンは言います。「当社はこれとまったく逆のことを行っているのです。ライオンブリッジはこの 25 年間、独自性のあるさまざまなテクノロジーを取り入れてきました」

ライオンブリッジの戦略の中心には、過去も現在もテクノロジーが存在しています。当社は自動化の推進に最適なテクノロジーを積極的に追及してきました。また、お客様にメリットのあるサービスを提供できるよう、専門性を高めてこうしたテクノロジーを活用することで、技術の進歩のもたらす脅威を回避してきました。

「翻訳メモリ」テクノロジー

翻訳メモリ (TM) とは、過去の翻訳を登録したデータベースであり、これを利用することで新しいコンテンツを翻訳する際の負担を軽減することができます。翻訳メモリは、ライオンブリッジ設立よりも前から存在していました。大規模な LSP では当然のように翻訳メモリを使用してコストを抑え、翻訳作業の迅速化に利用していましたが、翻訳メモリに対して非常に懐疑的な目を向けている企業もありました。特にライフ サイエンスや法律の分野などでは大きな抵抗がありました。

こうした企業は、翻訳メモリを使用することで、誰も読む気がしないようなコンテンツになってしまうのではないかと懸念していました。当社は、そのような疑念はもちろんのこと、小規模な企業が提供する完全に人の手で行われる翻訳の方が、大手の LSP が提供するサービスよりも優れているという考え方自体を払拭することを目指しました。

当社は最先端の翻訳メモリ テクノロジーへの投資として、初期の段階にあった「Logoport」を買収しました。その結果、ライオンブリッジは早い段階で、優れた言語資産管理能力を持つ LSP の一社となりました。さらに、当社ではさまざまなニーズに対応できるよう、同じ企業の翻訳メモリであってもそれを分割し、目的や用途に合わせて使い分けできるようにしました。つまり、あるお客様の翻訳メモリをマーケティング用と製品用に分け、さらに規制関連の翻訳メモリも独立して作成するなどといったアプローチです。現在、ライオンブリッジでは、最も規模の大きいお客様向けには 1,000 を超える翻訳メモリのデータベース管理を行い、ニーズに合わせてさまざまな組み合わせを活用しています。この方法なら、企業独自のブランド ボイスを、購入者、製品のユーザー、投資家などのさまざまな読者層に向けて発信することが容易になります。

完全に人による翻訳ではなく、翻訳メモリを利用することで、お客様はより短期間で大量のコンテンツを効率よくローカライズすることが可能になります。翻訳メモリを適切に管理して活用することで、さまざまな対象に企業のブランド ボイスを伝えることができるのです。翻訳メモリによって問題が生じることはなく、むしろ、当社は言語資産の適切な管理を実現したことで、ローカリゼーション業界で突出した存在となることができました。

「翻訳管理システム」テクノロジー

翻訳管理システム (TMS) テクノロジーは 2000 年代初期に誕生しました。これによって、翻訳ワークフローの管理と自動化、そしてローカリゼーション プロセス全体の一元的な管理が可能になりました。このテクノロジーは、まさに「打倒大手 LSP」を掲げて開発されたものです。

企業のお客様が TMS のライセンスを取得して、独自のワークフローを作成して自ら翻訳者を割り当てれば、大手 LSP の仲介が不要になります。しかし、実際にはそれほどうまく行くものではありませんでした。企業にとって大きなハードルがあったのです。

高度なシステムを利用するには、テクノロジーの構成や運用、調整を行うローカリゼーションの専門家が必要でした。さらに、社内のプロジェクト マネージャーは多数のフリーランス翻訳者を管理する必要性が生じ、時間がかかるだけでなく多くの問題も伴いました。その結果、TMS のライセンスを取得した企業の多くはこのテクノロジーを使いこなす余裕がなく、安くはないシステムが十分に使われないままになっていました。

このような状況を受けて、当社では優れたワークフロー、ポータル、制作管理システム、コミュニティ管理、プロジェクト進捗の追跡とレポート作成の機能などを備えたコンポーネントを TMS サービスの一環として提供しました。

「TMS のライセンスは年間数十万ドルですが、実際にライセンスのコストをかけることなく TMS のメリットを十分に享受できることをお客様にお伝えしています」とライオンブリッジの最高技術責任者 (CTO) であるマーカス カサールは言います。「直接的なライセンスのコストや間接費、管理コストをかけずに世界トップクラスのグローバリゼーション テクノロジーを活用できるということは、お客様にとっては間違いなくメリットです」

「機械翻訳」テクノロジー

機械翻訳 (MT) は 1950 年代頃から存在していましたが、業界で広く使用されるようになるまでに数十年の時を要しました。とてもシンプルなルール ベースの手法に替わってより優れた統計モデルが登場し、さらに高度なニューラル モデルへとつながりました。品質も大幅に改善されてきましたが、まだ完璧とは言えません。

カサールは次のように振り返ります。「将来をまったく悲観する予測は行き過ぎたものでした。思い出すのは、2013 ~ 2014 年に初めてニューラル エンジンが市場に登場したとき、『言語サービス業界は終わりだ。5 年で過去のものになるだろう』と言われていました。私たちは今も存在していますし、むしろ強くなっています」

当社のような LSP は「ポストエディット」を担当する役割を担うようになりました。あるプロジェクトに含まれるコンテンツのうち、80% を機械翻訳で効果的に処理できるとしても、残りの 20% を公開できるレベルの品質に仕上げるには人の手が必要になります。

ライオンブリッジでは積極的に機械翻訳を導入し、このテクノロジーの重要性を認識し、これを深く理解して信用することが不可欠であると考えました。私たちはここでも当社の戦略を貫き、機械翻訳を受け入れてそのエキスパートとなるべく、果敢に前進したのです。

当社は、機械を利用すべき場面と人に任せるべき場面、どの機械翻訳エンジンを使用すべきか、トレーニングを行うのが適切で費用対効果が高いのはどのような場合か、どのようなワークフローが最適かといった点についての理解を深めました。ライオンブリッジ機械翻訳トラッカーの Web ページでは、実際に評価ツールをお確かめいただけます。

ライオンブリッジでは次のようなノウハウの取得に成功しました。

  • 機械翻訳エンジンにかかわる決定、構成、トレーニング、調整に関して人が付加価値を加えられる部分の判断
  • 文化的ニュアンスの理解
  • ポストエディットにかかわるベスト プラクティス

当社では人が介入しない機械翻訳を使ったリアルタイム翻訳テクノロジーも開発しており、これは Google 翻訳などのサービスよりもセキュアな環境を備えています。

通常であればコストがかかりすぎるような場合でも、機械翻訳を利用することでさまざまなコンテンツのローカライズが可能になります。つまり、お客様は予算内でより多くのコンテンツをローカライズできるのです。

人工知能のテクノロジー

次の大きな進歩として、ライオンブリッジが現在取り組んでいるものの一つに「人工知能 (AI)」テクノロジーがあります。LSP がこのテクノロジーをうまく取り入れることができなかったり、マシン ラーニング アルゴリズムの信頼性を十分に高めるためのデータが不足していたりすると、これまでの 3 つのテクノロジーと同様に AI は我々 LSP が生き残る上での大きな脅威となり得ます。

ライオンブリッジでは現在、ワークフローの構築と最適化のさらなる自動化を目指して AI を活用しています。たとえば、採用する翻訳者を人が判断するのではなく、当社で蓄積している各翻訳者のデータ (納期の遵守状況、サービス品質、言語品質検査 (LQI) の結果に関するデータ) を利用して、個々の案件に最適な翻訳者を抽出することを考えています。

実際、当社では翻訳者の選定に AI 応用技術をすでに利用し始めており、ファイルの前処理やコンテンツと翻訳メモリのマッチングなど、ローカリゼーション プロセスの自動化をさらに進めるための活用方法の開発を進めています。

さらに、当社では、グローバル コンテンツのパフォーマンスと効果を把握するためにビッグ データを使用しています。たとえば、インド国内でも、タミル語の話者とヒンディー語の話者による反応には違いがあることがわかっています。このような言語と文化、そして現地の人々に関する深い知識をもとに、当社はお客様のグローバル コミュニケーションを支援するパートナーとしてさまざまなお手伝いをいたします。

「あらゆるコンテンツは、マーケティング キャンペーンでの使用やクリック数を増加する目的、規制への準拠など、さまざまな理由で存在しています。お客様のこのようなニーズにグローバルに対応できるように支援することが、私たちの次の挑戦です。これを達成するためにどのようにマシン ラーニングを利用するか、言語サービスだけでなくコンテンツのパフォーマンスやワークフローを最適化するために、現存のデータをどのように活用できるかなど、こうしたことが次に開拓すべき分野です」とカサールは語ります。

ライオンブリッジが乗り越えてきたその他の課題

テクノロジーに関する課題だけでなく、ライオンブリッジは、21 世紀初頭に事業を営むすべての会社と同じく、2000 年のインターネット バブルの崩壊、2007 ~ 2008 年の世界金融危機、そして現在も社会問題となっている新型コロナウイルス感染症の爆発的拡大に直面してきました。

当社は、各パートナーとの間に築いた関係を強化する方法を模索しながら、こうした課題に一つひとつ対応してきました。当社は、コストを抑える独創的なアプローチを提案することで、お客様が課題を解決するためのお手伝いをしてきました。新型コロナウイルス感染症の拡大に際して、ロックダウンによってデジタル変革やグローバル eコマースの必要性が強調される中、ライオンブリッジは業務を停止することなく、迅速にリモート ワーク体制に移行しました。

この 25 年間、ライオンブリッジはさまざまな課題に直面してきました。そしてそれぞれの課題に立ち向かい、確固たる実績と経験を積み重ねてきました。

買収戦略による企業強化

ライオンブリッジは、サービスと技術面の強化を図るために長年にわたってさまざまな企業を買収してきました。主な買収としては次が挙げられます。

  • Logoport (2005 年) — ライオンブリッジが取得した初めての重要なテクノロジーである Logoport は、効率的な翻訳メモリ管理の先駆的存在でした。今では「Translation Workspace」と名前を変え、現在も当社の言語資産管理の中核を担っています。
  • Bowne Global Solutions (Bowne & Co., Inc. 傘下、2005 年) — Bowne Global Solutions は、言語サービス業界のリーダー企業として位置付けられた存在でした。この買収により、ライオンブリッジが対象とする地域が広がり、特に欧州が強化されて人的リソースも大幅に増強されました。
  • Clay Tablet Technologies (2014 年) — Clay Tablet は、買収時点で業界の主要なコネクターの提供元でした。この買収により、当社はコネクターを通じたサービスの取り組みを急速に進めることができました。
  • Gengo (2019 年) — この買収によって当社のセルフサービス型プラットフォームが強化され、使いやすいインターフェイスを備えたポータルを通じて、比較的重要性の低い大量のコンテンツを迅速に翻訳できるようになりました。
  • Exequo (2017 年)、Quasu (2020年)、Rocket Sound (2021 年) — これら 3 社のゲーム関連企業の買収は、ゲームにかかわるグローバルなカスタマー エクスペリエンスを向上させるための当社の機能強化を進める戦略的なステップでした。

Bowne Global Solutions の買収にってライオンブリッジの一員となった、ダブリン勤務のアカウント担当ディレクター、マーク ケリーは 2005 年の買収について、ライオンブリッジが幅広いお客様に向けてその強みを深く実証する手段の一つになったと語ります。

「取引のあるお客様の中には数十億ドル規模の業界もあります。そのようなお客様に、私たちが優れた能力を備えた安定性の高いパートナーであることをご理解いただく必要があります」とケリーは言います。「さまざまな多国籍企業と取引があり、グローバルなプレゼンスを確立している大手企業であることをご理解いただければ、取引において信頼感が生まれます」

ライオンたち: 「グローバルなはみ出し者」であることが成功のカギ

コーワンは、ライオンブリッジの成功はその企業文化、ひいては、彼が敬意をこめて「グローバルなはみ出し者」と呼ぶ人々によるところが大きいと考えています。つまり、相反するように思われる能力やスキルを持つ当社ライオンブリッジの社員たちです。中国語を話すアメリカ人は、グローバルなはみ出し者と言えるでしょう。人類学を学んだドイツ人も同じです。しかし、コーワンによれば、それだけではありません。

「このようなグローバルなはみ出し者は特異な存在です。彼ら・彼女らは優れた自己管理能力と EQ を持ち、それによってこの業界の急速な変化を乗り越えているのです」とコーワンは語ります。「このような有能感がこの企業文化に寄与するところが大きくなっています」

実際のところ、当社の社員の多くは数量的スキルと質的スキルを併せ持っており、創造性と自律性、ローカルとグローバルの両面から物事を捉える能力を持っています。その多様な才能を活かし、厳格な構造が存在する IT の世界と、複雑でさまざまな文化的差異のある言語の世界という二つの相反する世界の両立を実現しています。出自にかかわらず、同じ考え方と感性を持っていることが協働する上で重要です。

ポーランド勤務のカジェタン マリノフスキーが 14 年前ライオンブリッジに入社したとき、南アフリカやインドの同僚と日常的にやり取りすることになり、仕事が本質的にグローバルであることに感銘を受けました。

マリノフスキーはこう言います。「ここには地域を超えた働き方を理解する人材を惹きつけるものがあります。小さなことに見えても、非常に重要なことです」

ライオンブリッジが達成した主な成果

ライオンブリッジの最高マーケティング責任者 (CMO) であるジェイミー プニシルは、会社の成果の評価軸の一つとして、これまで提供してきた幅広いサービスを取り上げています。

「ライオンブリッジは、どこよりも多くのサービスを多くの業界に向けて多くの市場で提供しています。さまざまな要素がある中でも、この実績と能力の幅広さが重要な差別化要因となっています」とプニシルは言います。

また、ライフ サイエンス、ゲーム、リーガル サービス、リテール、自動車、旅行・ホスピタリティなどを含めた幅広い業界での実績についても指摘します。コンテンツ サービス、翻訳サービス、テスティング サービスに加え、eラーニング、通訳、コンテンツ最適化、ビデオ ローカリゼーション、多文化マーケティング、グローバルなデジタル エクスペリエンス評価などの数多くのサービスが揃っている点も重要だとプニシルは強調します。

ライオンブリッジで長年勤務するアーニャ シェーファーは、ライオンブリッジのお客様の器量の高さがライオンブリッジの卓越性とサービスの優秀さの証であると強調します。

「私たちは、当社のお客様の一覧を誇らしく思い、世界トップクラスのブランドのために働けることを誇りに思っています」とシェーファーは語ります。「お客様の中には非常に有名な企業も含まれており、考えられる限り最も挑戦的で、要求レベルの高いお客様です。このようなパートナーシップを成功に導くことのできる企業は多くはありません」

また、ライオンブリッジは第三者からも次のような評価も得ています。

名誉あるランキングにライオンブリッジが名を連ねたことに当社の従業員は沸き立ちましたが、驚くには当たりませんでした。

「ダイバーシティ、つまり多様性に関してこの 2 年で何かを変えたわけではありません。これまでも同じ水準を保ってきました。これは非常に重要なことであり、社内のチャンスは、その人の性別や民族に関係なく開かれています。これまでも常に、ライオンブリッジのすべての従業員に素晴らしいチャンスが開かれていました」とケリーは言います。

これからの 25 年について

当社は、Insights Success 誌が発表した 2021 年の「急成長する eコマース ソリューション プロバイダー 10 社」に選定していただきました。この理由として、最先端のテクノロジーを活用する当社の能力と、それによってお客様がこれまで以上に迅速かつ効率よくビジネスの世界展開を進めることが可能になることが挙げられます。

これからの 25 年、ライオンブリッジはマシン ラーニングのテクノロジーをさらに活用して、お客様がこれまでと同様、あるいはより少ない予算であらゆるものをローカライズできる環境を推進していきます。お客様は、あらゆるものをローカライズできる環境を通じて世界市場への進出を短期化し、現地顧客とのやり取りを強化することができます。

予算は無限ではない中で、あらゆるものをローカライズするにはどうしたらよいでしょうか。それには、考え方を切り替えることが重要です。ローカリゼーションとマーケティングに携わるお客様は、すべてのコンテンツを非の打ちどころのないようにローカライズしなければならないという考え方から離れる必要があります。多くのコンテンツに求められているのは、「必要十分」な品質のローカリゼーションに過ぎないことを理解する必要があります。低コストで処理速度が速いながらも、完璧とは言えない品質という特徴を持つ機械翻訳は、それに適したコンテンツについて見れば必要十分な品質を提供できるもので、これを活用することでより多くのコンテンツをローカライズできることになります。

ユーザー作成のコンテンツや大量のテキストの翻訳において機械翻訳を受け入れることで、ローカライズが必要なコンテンツの増加に対応できるようになり、さまざまなコンテンツを世界に向けて迅速に届けられるようになります。

当社では、次のようなサービス レベルを通じて、お客様のあらゆるコンテンツをローカライズできる体制を整えています。

  • 完全な自動翻訳
  • 部分的に機械で処理し、部分的に人が対応するローカリゼーション
  • 完全に人が対応するローカリゼーション

当社では、各種コンテンツに適したサービス レベルをご提案し、対象のコンテンツの ROI を最大化できる最適な機械翻訳エンジンの選定をお手伝いいたします。

ライオンブリッジの GLT エンタープライズ ディレクターを務めるジェイミー ディクソンは次のように話しています。「お客様に信頼されるアドバイザーとなることで、世界トップクラスの企業であるお客様と強固な関係を築いています。私たちは何かを売るのではなく、お客様の課題を解決するのです」

これから先も、グローバリゼーションを掲げる企業の成功にはローカリゼーションが不可欠となります。当社の実績ある優れたサービスと長年培ってきた知識をぜひご利用ください。

お問い合わせ

世界中のあらゆるコンテンツの翻訳を目指す当社ライオンブリッジとともに、世界市場への進出とビジネスの拡大を実現しましょう。ぜひ当社の四半世紀にわたる実績と世界各地で活躍する優秀な社員、そして当社の最先端テクノロジーをご活用ください。まずはこちらからお問い合わせください。


ライオンブリッジのこれまでの歩み

  • 1996 年 — ローリー コーワンにより設立
  • 2005 年 — Bowne Global Solutions を買収し、世界最大規模のローカリゼーション プロバイダーに
  • 2015 年 — GMI レーティングスの「米国で最も信頼できる企業 100 社」に選出
  • 2017 年 —H.I.G.Capital がライオンブリッジを買収し、Nasdaq 上場廃止に
  • 2017 年 — ジョン フェネリーが最高経営責任者に就任
  • 2018、2019、2021 年 — フォーブス誌の「米国で最高の大規模雇用主」に選出
  • 2020、2021 年 — フォーブス誌の「ダイバーシティに関して米国で最高の雇用主」に選出
  • 2021 年 — Insights Success 誌の「急成長する eコマース ソリューション プロバイダー 10 社」に選出

ライオンブリッジの昔と今

項目 1996 年 2021 年
従業員数 10 名未満 5,900 名
拠点数 1 42
拠点のある国の数 1 23
翻訳者/グローバル エキスパートの人数 ~ 2,500 名 ~ 30,000 名
対応言語数 30 未満 350 以上
ソース言語の提供方法 手動 自動
年間の翻訳ワード数 100 万 20 億

項目 1996 年
従業員数 10 名未満
拠点数 1
拠点のある国の数 1
翻訳者/グローバル エキスパートの人数 ~ 2,500 名
対応言語数 30 未満
ソース言語の提供方法 手動
年間の翻訳ワード数 100 万

項目 2021 年
従業員数 5,900 名
拠点数 42
拠点のある国の数 23
翻訳者/グローバル エキスパートの人数 ~ 30,000 名
対応言語数 350 以上
ソース言語の提供方法 自動
年間の翻訳ワード数 20 億
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ジャネット マンデル
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ジャネット マンデル