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グローバル コンテンツは、単に各言語に翻訳されたテキストではなく、御社ブランドと世界中の顧客をつなぐ重要な手段です。しかし多くの企業は依然として、翻訳者主導のワークフローと従来型の翻訳テクノロジーに頼り切っています。企業は自社メッセージを各言語に翻訳・調整し、世界中の消費者を国内市場と同様のインパクトで惹きつけようと取り組んでいますが、従来の方法ではコストが高すぎて、実現が難しい状況に陥ることがしばしばあります。
AI コンテンツ サービスを利用すれば、企業は現行の予算内で目標とするグローバル コンテンツを制作できるようになります。AI を活用したサービスは、コンテンツの制作、ローカリゼーション、配信のプロセスに大きな変革をもたらします。AI コンテンツ サービスの可能性を最大限に活用するには、単に機械的な AI 翻訳や AI ローカリゼーションを行って、エラー検出を COMET や GEMBA QE に頼るだけでは不十分です。御社のブランド ボイスを維持しつつ、確実かつ効率的にメッセージを伝えるためには、慎重に計画された AI 戦略が必ず必要です。ここで、ライオンブリッジが提供する次の 2 つのフレームワークが役立ちます。
TRUST: AI の使用法に透明性と信頼性があるか、戦略的な基準や安全基準にも合致しているかを確認するためのフレームワークです。これにより、責任ある AI の使用を実現できます。
REACH: 測定可能なビジネス成果、オーディエンスの関連性、そして人間参加型の監視に焦点を当てたフレームワークです。
この 2 つのフレームワークを組み合わせることで、コンテンツ トランスフォーメーションのライフサイクルのあらゆる段階で、AI を効果的に使用するためのロードマップが得られます。このブログ記事では、世界中のオーディエンスの心に響く、御社のビジネス目標に沿ったコンテンツを提供するにあたり、当社の TRUST フレームワークと REACH フレームワークがどのように役立つかをご紹介します。
AI ソリューション プロバイダーは、ワークフローを自動化するだけでなく、ブランドの評判のほかユーザーや AI の信頼性にも大きな影響を及ぼします。そのためライオンブリッジでは、AI TRUST フレームワークを開発しました。このフレームワークは、責任ある AI の使用が確実に行われるようにするとともに、AI ソリューションが一貫したビジネス価値をもたらすことを保証するためのものです。TRUST はガードレール (安全対策) と考えることができます。AI に決定を任せるのではなく、グローバル コンテンツの制作や翻訳における AI の影響を人間が管理するのです。これには次のようなものがあります。
ソーシャル メディアの投稿
販促メール
Web サイトのコピー
T: 透明性 (Transparent): 特に多言語マーケティングや製品ドキュメントなどのセンシティブな領域において、責任あるAI の使用を確実に行うには、AI による意思決定がどのように行われるかを理解しておく必要があります。透明性とは、AI によって生成された翻訳やコピーがなぜそのように生成されたのかを説明し、決定の内容を文書化して、問題が発生した際には説明責任を果たせることを意味します。
R: 信頼性 (Reliable): 不具合や偶発的な失敗は、信頼性を損なう原因になることがあります。法的免責事項の翻訳でも、製品コピーのローカライズでも、一貫性の基盤となるのは信頼性です。定期的な品質保証、エラーの監視、そしてフォールバックのメカニズムにより、AI 生成コンテンツが目標に沿ったものであることを確認できます。
U: 有用性 (Useful): 最新のテクノロジーも、成果を生まなければ意味がありません。あらゆる AI イニシアチブは、コンテンツ サイクルの高速化、エンゲージメントの向上、コストの削減など、具体的なビジネス価値を生み出す必要があります。AI を適切な指標と組み合わせることで、AI ソリューションが本当に有益なのか、それとも単に高価な際物なのかを確認できます。
S: 拡張性 (Scalable): AI ソリューションは、ブランドの向上心に対応していかなければなりません。新しい市場に進出しようとしているなら、新しい言語やコンテンツ量の増加に対応できないシステムは望ましくありません。拡張性とは、AI が手作業による無数の修正を必要とせずに、要求されたワークロードを処理できることを意味します。
T: 適時性 (Timely): AI には迅速さが求められます。コンテンツのライフサイクルはますます短くなっているため、「最終的に正しい結果に至る」だけでは不十分です。AI の動作が遅かったり、やり直しが多かったりすると、あらゆる競争において優位性を失ってしまいます。適時性とは、新しい機会や変化するビジネス上の優先事項に、パイプラインが迅速に適応できることを意味します。
「U」(有用性) は、AI の実際の影響度を測定することを意味します。見栄えがいい出力も、成果をもたらさなければ意味がありません。そこで REACH が重要になります。REACH はビジネス価値を測定し、AI 主導型のコンテンツ パイプラインを順調に進めるための構造化された手法です。
データ、指標、モニタリング: 数字は非常に重要です。コンテンツを通じてエンゲージメントやコンバージョンが増加しない場合は、何か原因があるはずです。ROI、クリックスルー率、その他の KPI を追跡するには、ダッシュボードを設定するなどの措置を講じることが不可欠です。AI を活用したコンテンツが本当に成果を上げているのか、それとも単にノイズを増やしているだけなのかは、データによって判断できます。
コンテンツをビジネス目標に合致させる: 有用性とは、AI の出力を戦略的目標に合わせることも意味します。目指すものがブラジルでのブランド認知度の向上であっても、ローカリゼーション コストの 30% 削減であっても、まずはその目標を定義する必要があります。次に、AI とパフォーマンス データを活用して、計画どおりに進んでいるか、または方向転換が必要かを判断します。
REACH の目的は、AI が生成するコンテンツを、常に具体的で測定可能なビジネス成果に的を絞ったものにすることです。
R (ROI): ROI によって、「メリットがコストを上回っているか」を検証できます。AI 生成のテキストを大量生産するのは簡単ですが、売上やエンゲージメント率、ブランド認知度の向上という目に見える成果が生まれていないのであれば、それは基本的に無益なプロジェクトと言わざるを得ません。AI 活用型のワークフローの中には、シンプルで低コストなものもありますが、プロンプト エンジニアリング、特化型モデル、詳細なモニタリングなどが必要になるものもあります。ROI に AI 戦略を組み込むことで、コンテンツに費やすすべての予算を、測定可能なビジネス目標の達成に役立てることができます。
E: エンゲージメント (Engagement): 目的 (ROI) を明確にしたら、エンゲージメントに関する目標を定義します。このコンテンツによって何を達成しようとしているのか、これは読者にサインアップや購入を促す CTA か、または信頼性や信用を高めるための、ブランドの正当性を証明するコンテンツなのか。エンゲージメント目標を設定することで、さまざまな AI 出力を、定義されたビジネス目標の達成に役立てることができます。
A: オーディエンス (Audience): これは誰に語りかけるのかということです。オーディエンスを設定する際は、その文化や属性、コミュニティの好みなどを考慮する必要があります。コンテンツが個人的なレベルで共感を呼べるよう、トーンやスタイル、言葉遣い、実例などを調整するのです。言い換えれば、「E」でミッションを設定し、「A」でそのミッションを達成するために適した言葉 (文字どおりにも比喩的にも) を使っているかどうかを確認するということです。
C: 管理 (Control): 管理とは、エンゲージメント目標を達成できているかどうか、メッセージとブランドのトーンを適切に展開できているかどうかを確認することです。KPI を追跡し、オーディエンスの反応をモニタリングして、コンテンツの品質をチェックし、得られたインサイトを再び AI ワークフローで活用します。このループを完結させることで、プロンプト、スタイル ガイドライン、元のコピー、そして翻訳を継続的に改善するための基盤が得られます。
H: 人間参加型 (Human in the Loop): 人間がテスト出力を確認し、プロンプトを改良して管理データに基づいて指示を調整するという、アクティブで継続的なコラボレーションは、人間参加型 (ヒューマンインザループ) モデルの要となります。この動的なフィードバック サイクルを通じて人間と機械が互いに学び合うことで、生成されるコンテンツが継続的に改善されます。
「人間参加型 (HITL: ヒューマンインザループ)」モデルはもはや、配信前に誤りをなくすための最終チェックのみにとどまらず、現在では AI 活用型のコンテンツ ワークフローにおいて、品質と拡張性の両方を確保するための重要な要素となっています。人間の専門知識を早い段階で頻繁に活用することで、一貫性があり、信頼性が高く、拡張性のある出力を得ることができます。その方法は次のとおりです。
事前のキュレーション — 拡張のためのコツ: 人間の専門家がブランド ガイドラインを定義し、プロンプトを作成して、厳選したサンプルをモデルに組み込みます。この事前のキュレーションによって、拡張性を確保できます。適切な基盤を築くことで、後に発生するエラーが減り、市場全体に効率的にリーチできるようになります。
リアルタイムの監視: AI によってコンテンツが生成されると、専門家や特殊な品質管理 AI が出力のスポットチェックを行います。この出力をチームでチェックして、REACH の目標や TRUST の指針と一致しているかどうかを確認することができます。これはマイクロマネジメントを目的としたものではありません。この段階の目的は、問題を特定し、同じ間違いを何度も繰り返さないようにすることです。
継続的なフィードバック ループ: ユーザーのエンゲージメント指標とオーディエンスのセンチメントは、AI モデルにフィードバックされます。経時的にチームがシステムを最適化し、現在では欠かすことのできない「人間の介入」の必要性を減らしていきます。翻訳やコピーが期待にそぐわなかったり、特定のトーンの方が高い共感を呼べたりする場合は、そうしたインサイトが AI に提供されます。こうした改良を繰り返すことで、経時的にモデルの信頼性と効率性が向上していきます。
大規模な展開に対する信頼性の確立: モデルの信頼性は、人間が介入やフィードバックを行うたびに高まっていくため、責任ある拡張を行うために必要な AI トラストが構築されます。そのため、より多くの高品質なコンテンツを、より多くの言語で、より多くの市場に届けることが可能になります。
言語に関する専門知識と条件指示: 多言語のオーディエンスに、一律の方法が通用することはまずありません。そのため言語専門家は言語別のプロンプトや条件指示を作成して、個々のターゲット言語やコンテンツ タイプに自動的に適応させます。それによって地域に関係なく、一貫した本物のブランド ボイスを維持することができます。
ライオンブリッジでは TRUST と REACH の原則を日々実践していますが、その最も重要な手段となっているのが、コンテンツ、翻訳、ローカリゼーション サービスのための AI 搭載プラットフォームである Aurora AI を利用することです。当社はこのプラットフォームを、TRUST と REACH という主要理念に基づいて構築しました。Aurora AI は次の 3 つの方法で、TRUST と REACH の理念を体現しています。
これは LLM の構成管理プラットフォームです。この機能性により、AI の使用について常に透明性が確保され、お客様にとって有意義な出力を提供できます。
認定を受けたプロンプト エンジニアリング担当者によって運営されています。ライオンブリッジの Aurora チームは、プロンプト エンジニアリングに関する深い組織知を備えています。当社では最新技術に対応するために定期的なトレーニングを実施しており、今後も社内全体でより多くの人材を育成していく予定です。
Aurora では、コンテンツの最終化にカスタマイズ可能な自立型 AI を利用できます。Aurora AI のワークフローは監査やカスタマイズが容易になっており、コンテンツに関するお客様の目標に基づいて、プロセスを体系的に監査したり変更したりできます。また、お客様の目標に合わせて LLM を組み合わせることも可能です。現在は新たに、品質測定を自動的に行うための機能を開発中です。
AI を活用したコンテンツの包括的な管理に、テクノロジー主導型の生成 AI サービス プロバイダーをお探しなら、ぜひ当社までご相談ください。当社があらゆる市場に一貫性のある高品質の出力をお届けしますので、お客様は戦略的目標やブランド アイデンティティに関連した本来の作業に集中することができます。
協働による発見: まずコンテンツに関するお客様の目標、ブランド ガイドライン、パフォーマンス目標についての打ち合わせを行います。次に、成功の指標 (エンゲージメントの向上、特定地域へのリーチ拡大、処理時間の短縮など) をお客様とともに策定します。
フルサービスのパイプライン: 当社では AI 主導型のプロセスと言語に関する専門知識を駆使して、プロンプトのカスタマイズやスタイル ガイドラインから、厳格な品質チェックや反復的な改良に至るまで、あらゆる作業を行ってます。当社のアプローチなら、世界中のどこに情報を発信しても、お客様のブランド ボイスが損なわれることはありません。
パフォーマンス指標の設定: A/B テスト、分析ダッシュボード、カスタム レポートなど、コンテンツのパフォーマンス データを収集してまとめる方法をお客様とともに決定します。こうしたインサイトは、当社がお客様の KPI を念頭に置きつつ、将来の出力を改良していくうえでも役立ちます。
継続的な最適化: データの運用を開始したら、AI モデル、プロンプト、ガイドラインを微調整して、エンゲージメントと ROI をさらに向上させていきます。
スケーラブルな配信: お客様のニーズの変化に応じて、TRUST と REACH のベスト プラクティスを常に維持しつつ、新たな言語、形式、市場に展開することができます。
当社のテクノロジー主導型のサービス モデルを利用すれば、AI 活用型コンテンツの制作に単に取り組むだけでなく、AI を駆使して優れた成果を上げることができます。当社には Aurora AI と深い専門知識、そしてお客様のビジネス目標に沿った確固たる成果を生むという熱意があります。真に責任ある成果重視型の AI で実現できる内容にご関心があれば、ぜひ当社までお問い合わせください。
ライオンブリッジでは、お客様のニーズをより深く理解し、課題を解決して海外市場へのリーチ拡大をお手伝いするうえで、当社の革新的な技術がどのように役立つかを詳しくお伝えしたいと考えています。これらの技術の活用についてご興味があれば、ぜひ当社までお問い合わせください。