ライオンブリッジは規制対象のライフ サイエンス関連コンテンツ、規制関連翻訳、およびテクノロジーに関する深い専門知識を備えています。当社には医薬品および医療機器のライフサイクル全体に関する豊富な実績があります。
当社は言語面での対応により、お客様が世界中で科学の発展を推進し、患者との積極的な関与を促進できるよう、研究開発から許認可申請、市販後のメンテナンスに至るまで、一貫したサポートを行っています。
ライフサイエンス分野に向けた、専門家による AI 活用型の翻訳により、コンテンツのライフサイクル全体とあらゆる言語面の成果を世界規模でサポートします。
- AI、言語、規制、ライフ サイエンス関連コンテンツ、業界別の専門用語、さまざまな治療領域など、多分野にわたる専門知識
- Aurora AI™: 業界をリードする AI 活用型のテクノロジー プラットフォームおよびツール
- 世界規模の専門家ネットワーク
- ISO 認証を取得した品質管理システム
- ライオンブリッジの TRUST フレームワークに基づく、透明性と責任のある AI の使用
タイムリーかつ規制に準拠した、そのまま提出可能な規制関連翻訳、臨床アウトカム評価 (COA)、およびラベリングのソリューションにより、あらゆる規制申請、審査、承認手続きをサポートします。これらを活用することで、規制関連の期限を守り、世界中の患者やユーザーのために製品を迅速に市場投入できるようになります。当社のライフ サイエンス言語サービスには、次のような特長があります。
- 規制や業界標準、規制対象コンテンツに関する専門知識
- ISO 認証を取得した品質管理システム
- 世界有数の製薬企業、CRO、医療技術企業に対して規制対象コンテンツや言語面の成果についての支援を提供する、信頼できるパートナー兼コンサルタントとしての実績
コンテンツ制作、翻訳、および可読性 (読みやすさ) テストの各種サービスにより、患者や一般の人々にとってわかりやすい平易な言葉での情報伝達や一般向け要訳の作成をサポートします。当社のサービスには次のような特長があります。
- ヘルス リテラシーの原則や Good Lay Summary Practice を含む、平易な言葉での情報伝達および「わかりやすい言葉」の原則に関する深い専門知識
- 臨床試験結果の一般向け要約および臨床研究に関する深い知識
- 規制に準拠した AI 活用型のコンテンツ制作と読みやすさテストによる時間とコストの節約
当社の Web ページやその他の資料全体で使用される、重要な用語や概念をご紹介します。
翻訳済みの対象テキスト (順翻訳の結果) を原文の言語に再翻訳すること。再翻訳は原文テキストに頼らず、原文テキストを一切知らない状態で行います。
翻訳者を支援するためのソフトウェアである、コンピューター支援翻訳 (Computer-Assisted Translation) ツールを表す用語。
臨床医またはライフ サイエンス専門家が行う、順翻訳の詳細なレビュー。順翻訳の正確性を、臨床的主題や現地の言語要件に基づいて確認するために実施します。このレビューは、医学/臨床用語およびスタイルに特に焦点を当てて行われます。
臨床医、患者、または臨床医以外の介護者による報告、もしくはパフォーマンスに基づく評価を通じて行われる、臨床結果の評価。
少人数の回答者を対象として、PRO (患者報告アウトカム) 尺度または ObsRO (介護者が評価したアウトカム) 尺度の翻訳を評価し、翻訳のわかりやすさ、解釈、文化的妥当性を確認すること。また、代替の翻訳案のテストも行います。
逆翻訳したテキストを原文テキストと比較し、原文テキストと翻訳テキストの間の不一致を検出・調査すること。その後、問題を解決する過程で翻訳版を修正していきます。
当社の見積もりシステム。
医薬品の剤形、投与経路および投与方法、容器、キャップ、投与用デバイス、包装単位に関する用語とその定義を収録した多言語データベース (欧州医薬品品質理事会 (EDQM) が公開)。
原文テキストを対象の言語に翻訳すること。
以前の翻訳と類似しているが完全に同一ではない「セグメント」。見積もりの際、割引を計算するために使用されます。
一般的なプロジェクトにおける標準的なワークフロー。
お客様側のレビュー担当者による、翻訳の正確性チェック。
翻訳メモリ (TM)、用語集、スタイル ガイド、翻訳禁止 (DNT) 用語リストなどを含むさまざまなコンテンツ、ドキュメント、および参考資料。
国際医薬経済・アウトカム研究学会 (ISPOR) が推奨する方法論に従った、患者報告アウトカム尺度の翻訳および現地文化に沿った調整。
大規模言語モデル (AI テクノロジー)。
コンテンツに含まれる、重複箇所や翻訳メモリとの一致箇所の量を記録したもの。
翻訳の品質を確保するための追加チェック。
人用医薬品に関する規制情報を国際的に共有できるようにするための、網羅的かつ高度に専門的な、標準化された医療用語集。
コンピューター プログラム (多くは機械翻訳エンジンと呼ばれる) が原文テキストを分析し、翻訳済みの対象言語テキストを生成する翻訳プロセス。
機械翻訳が生成したターゲット コンテンツを検証またはポストエディットする、人間が行う作業。
Protected Health Information (保護対象保健情報) および Personal Identifiable Information (個人識別情報)。
書かれたテキストを読者がどれだけ簡単に理解できるか (可読性) に焦点を当てたテスト。このテストが必要になるのは多くの場合、患者や一般の読者を対象とした「一般向けコンテンツ」です。ライオンブリッジでは、ヘルス リテラシーの原則と Good Lay Summary Practice (GLSP) に基づく、読みやすさのテスト サービスを実施しています。
ターゲット言語のコンテンツとソース言語のコンテンツを照らし合わせ、合意された目的に適合しているかどうかを二言語で確認する検証作業。
臨床ラベリングにおいて、英語のマスター ラベルのテキストを該当国の規制要件や法律に照らして検証し、すべての必須事項 (詳細情報) がラベルに記載されていることを確認する作業。
原文をレビューして、曖昧な部分、規制への準拠、標準化された要素の遵守を確認すること。
人間による完全なレビュー プロセス。
以前に翻訳された文章や段落などの「セグメント」を保存したデータベースまたはテキスト リソース。以前の翻訳を再利用して、人間の翻訳者を支援することができます。
ライオンブリッジのライフ サイエンス言語サービス チームとご協力いただければ、医薬品や医療機器に関するコンテンツのライフ サイクル全体にわたって、リスクベースの AI 言語戦略を定義・導入できるようサポートいたします。目的を重視した人間の力をテクノロジーに統合し、品質とコンプライアンスを確保することで、これまでにないスピードと言語の一貫性を実現できます。
過去 25 年以上にわたり、世界をリードする数々の製薬企業や医療技術企業が、ビジネスクリティカルで学術的な規制対象文書の作成に関して、ライオンブリッジと協力することを選択してきました。これは当社が、ライフ サイエンス業界特有のニーズを理解し、目的に沿った文章/翻訳生成を行うことを重視しているからです。
LLM は言語サービス業界に新たなサービス領域を生み出しています。AI を理解し、規制関連文書が製品開発から申請、マーケティングに至るまでの過程でどのように変化していくかを理解しているプロバイダーにとっては、新たな機会の創出につながります。LLM のメリットは、その利用規模の拡大と、リスクを考慮した AI 導入アプローチの採用によってさらに増大します。ライオンブリッジはコンテンツの制作から分析、要約、ローカリゼーションまで、コンテンツ制作プロセスの全体をサポートし、より優れた一貫性のあるコンテンツと文章/翻訳の生成を実現できるよう努めています。