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機械翻訳 vs. 機械翻訳 + ポストエディット

オプションごとの相違点と、ニーズに合わせた選択

海外でビジネスを成功させるには、最高水準の翻訳サービスが不可欠です。グローバル市場に効率的にアピールするには、Web サイトをはじめ、カスタマー サービス用のデジタル チャットボットまで、あらゆる面で正確かつ高品質な翻訳が必要です。

 

世界的にコンテンツが大量生産されている現在、効率的かつ効果的に翻訳を行うにはどうすればよいでしょうか。機械翻訳テクノロジーの継続的な品質向上により、企業が「スピード」、「品質」、「費用対効果」という 3 つのニーズを満たすためのさまざまなオプションが生まれています。

機械翻訳 vs. 翻訳者による翻訳


機械翻訳 (MT) を使用するとすばやい翻訳が可能ですが、翻訳者による繊細なニュアンスや信頼性に欠ける場合があります。機械翻訳と翻訳者によるポストエディットを組み合わせれば、機械翻訳を単体で実施するより時間はかかるものの、より洗練されたプロフェッショナル レベルの翻訳に近い品質が得られます。

 

純粋な機械翻訳から、機械翻訳 + ポストエディットに切り替えるべきタイミングについては、以下をお読みください。

 

機械翻訳


機械翻訳 (MT) は、原文を別の言語に自動的に翻訳する技術です。MT は近年、ソフトウェアとハードウェアの進歩により、速度と精度が飛躍的に向上しました。

 

統計モデルの構築、語句が共通して相互に関連する方法をマッピングするニューラル機械翻訳 (NMT) システムなど、今やさまざまな方法でコンピューターに言語翻訳作業を解決することを「教え込む」ことができます。

機械翻訳エンジンは 1 時間に数百万語を処理し、ある程度正確で実際に使用可能なレベルの翻訳を、ほぼすべての言語で生成することができます。つまり、より洗練された高速な処理をロボットが行えるようになってきているのです。

しかし、品質は向上しているものの、MT 翻訳はまだ (その名のとおり) 「機械」翻訳であることからは抜け出せていません。機械翻訳のシステムが洗練されてきたといっても、ニュアンスやトーン、皮肉、ユーモア、意味合いなどはまだ人間の理解度に到底及んでいないためです。機械翻訳を単体で実施した場合はトーンが人工的になり、メッセージが正しく伝えられない可能性があるので、お客様にはサービスの品質が低い、または信頼できないと思われてしまう可能性があります。

公開コンテンツの翻訳では、読みやすく、対象となる市場の文化的な文脈に自然になじむ翻訳を目指すべきです。現時点では、質の高いローカライズ コンテンツをお求めなら、多少コストがかかってもネイティブ スピーカーによる翻訳のレビュー (ポストエディット) を導入することをおすすめします。

機械翻訳 + ポストエディット


「機械翻訳 + ポストエディット」とは MT と翻訳者による編集/レビューを組み合わせたプロセスで、その名 (「ポスト」エディット) が示すとおり、MT エンジンによる機械翻訳の後に編集/レビュー (ポストエディット) が行われます。

 

最初に、ソフトウェアにより対象となる文章が迅速に一括処理され、初期翻訳が生成されます。初期翻訳が完了すると翻訳者がその文章をチェックし、正確性、明瞭性、流暢性、対象地域への適合性などの観点から、訳文を編集します。つまり、機械による翻訳を人間がチェックすることで、より自然な翻訳に直していきます。

このような人間の介入により、機械による画一的な翻訳を改善することができます。これは、専門性の高い技術資料、繊細な文化的問題を取り扱う契約書、ジョークや言葉遊び、重要かつ特殊な表現のあるケースなどでは特に重要です。

お客様の側からすると、この方法は機械翻訳のスピードと翻訳者による注意力や繊細さを両方取り入れることができるので、導入するメリットは大きいと言えるでしょう。

ほとんどの翻訳者は、最初から翻訳を行う場合より速いスピードで編集を行うことができます。機械による初期翻訳を参考にすることで翻訳作業全体の生産性が向上するため、機械翻訳とポストエディットの組み合わせは、高品質な翻訳を短期間で得るための費用対効果の高い方法の一つと言えます。

お客様に最適な翻訳プロセス


それぞれの翻訳プロセスの基礎を理解したうえで、最適なプロセスをどのように選ぶべきでしょうか。それぞれのプロセスの長所と短所を見ていきましょう。

機械翻訳: 長所

 

  • スピード

  • 費用対効果

 

機械翻訳: 短所

 

  • タスクの複雑さから生じる品質のムラ

  • ブランド訴求力の低下

  • 無機質で不自然な表現になる可能性

 

機械翻訳 + ポストエディット: 長所

 

  • MT による翻訳の精度をさらに向上

  • 自然で明瞭な表現

  • 対象とする言語の文化に無理なく適合

  • スラングや方言などを柔軟に訳出

  • 翻訳者のみの翻訳と比べ、生産性が30%向上

 

機械翻訳 + ポストエディット: 短所

 

  • (機械翻訳のみと比べ) スピードが低下

  • (機械翻訳のみと比べ) コストが増加


機械翻訳と機械翻訳 + ポストエディットのどちらを選ぶべきかは、お客様のご予算、スケジュール、求める品質、翻訳対象の内容によります。業種や状況によって何を重視すべきかはさまざまであり、さらに時間の経過とともに状況や考えが変わることもあるため、何を選択すべきかを一概に決めることはできません。参考として、いくつかの事例をご紹介いたします。

機械翻訳を導入すべきケース

 

  • コンテンツの公開まで時間が迫っている

  • 予算が限られている

  • (優先度の低い社内用メッセージなど) 概要が伝われば十分である

  • 翻訳するボリュームが膨大である


機械翻訳は主に、データベース、Web チャット、ユーザー生成コンテンツ (不特定多数による Q&A など、精度の高い翻訳が求められないコンテンツ) などに適しています。

機械翻訳 + ポストエディットを導入すべきケース

 

  • 文化的な繊細さや相関性を考慮した翻訳が必要である

  • 医療、法律、機械など、専門知識が求められる分野である

  • 広告、製品の説明文など、ユーザーの目に触れる頻度が高いコンテンツである


機械翻訳 + ポストエディットは、ブログ、添付文書、使用マニュアル、Web サイト コンテンツなどに適しています。

 

重要度が高く、グローバル市場における自社のブランディングに影響するような、ユーザーの目に触れる機会の多いマテリアルに対しては、機械翻訳の単独実施はリスクが高いと言えます。スローガンやタイトルのように、創造性が求められるコピー文は、翻訳者の介入が望ましいと言えます。

結論

それぞれのお客様が抱える翻訳のニーズは多岐にわたるため、お客様のご予算やマーケティング目標に沿った最適なプランをお選びいただくために、時間を割いて選択肢をご検討いただく価値はあります。ライオンブリッジの機械翻訳 + ポストエディット サービスでは、品質を最大限に高めながらも短納期を実現し、お客様それぞれのニーズに合わせてカスタマイズされた最適なアプローチを提供します。

当社では、対象となる言語と内容に基づいて、案件ごとに最適な翻訳者や編集者を選ぶためのツールを開発しました。公開する地域を問わず、最高品質の翻訳とカスタマー エクスペリエンスをご提供することをお約束します。

翻訳のご相談については、こちらからお問い合わせください。

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